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キャンバスに筆を置き、点を描く。
ある点と点を繋げると、それが線になる。
線は線と繋がり、やがて枝のように伸びる。
枝はある流れをはらみながら伸びてゆき、重なりやがて深い森になる。
私たちには、世界のすべてを見ることはできない。
私たちは、いま見えている断片的なものごとを繋げる事で、世界を認識し、想像し続けている。
耳に残る曲、いつか見た景色、ある一言、既視感。
断片を繋いで風景を作ることで、底の見えないものや、記録することのできないものに対する接近を試みている。
(展示紹介より)
「おやすみなさいの声色から森の深さを想像する」
2020年3月28日‐4月8日
Cafe&Gallery musee
石川県金沢市柿木畠3-1 2F
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